華-Hana-の躁鬱↑↓物語

またまたリニューアル!母だし労働者だし飼育者……なんだけど、生涯自分探しの旅Blog

きっかけをくれてありがとう

自分の中でわりと大きな出来事があり、ちょっとここでまとめようと思います。

 

 

昔受験に失敗した1校目の大学は心理学科で、受験理由も「悩む人の役に立ちたい」だとか典型的なかんじだったと思います。

 

 

だけど色々な人がいますよね。実は解決を求めていない人、悩みなのかすらわからない人……

何にしてもそれらは本人の問題であって、今思えばそこに私が立ち入って解決してあげようなんておこがましいことでした。

 

 

とある人と7年ぐらい、悩みというより話をひたすら聞き続けてきた人がいました。人の都合お構いなしな人だったけれど嫌いじゃないし、断る理由もなかったから。

 

でもいつかは断る理由ができる気はしていて、案の定3日前にちょっとびっくりするカミングアウトをされました。

 

カミングアウトってその先に、求めるものがあったりするじゃないですか。例えば私がこれから病気を伝えるのなら、体調によって会えない場合があるということや考え方が一律ではないということ。

そこには受け入れてほしいという願いも込められ、相手によってはデメリットでしかないお荷物をおすそ分けされている感覚になるかもしれません。

 

 

全てにおいて距離感が大事と思っていますが、仮に病気のカミングアウトだとしたら、そもそも誰も悪いことはしていないのです。彼の場合はそういうのとは別次元の話なので、だからこそそれがきっかけで受け入れてきたものが崩れてしまいました。

 

 

なんというか…。

過去の武勇伝にすがりついているのも強く深い恨みを抱えていることもわかっていて、生きづらいこともわかっている。けれど共通の友人の証言は真逆であるので、私も自分の為に、他人の過去には立ち入らずに関わってきました。

 

 

一言で言うなら関わるべきでない人と関わってきたのだけれど、私も利害関係が一致していた部分もあって接してきたのだから、完全に被害者でもないのです。

それでも、彼の悩みを共に考えてきたことは事実なのだから、それが嘘だったなんて言われたら…(笑)

 

 

よく歌詞で「世界中の誰もが君の敵になったとしても僕だけは君の味方でいる」みたいなフレーズあるじゃないですか。昔はそれだけ愛が深いと思ったものですが…今は違うと思うんです。彼はそれを私に求めていたのでしょうけど、そこには利害関係がなかったのです。

 

 

「僕だけが味方」と言う前に、周りと本人の意見を聞いて納得できる方が大事です。

世界中を敵に回すほど最もな理由が、あるかもしれませんからね。。

 

 

そんなわけで私は私の為に、マイナスにしていたものをゼロに戻しました。人間「今」を見ることがどれだけ大切か、過去ばかり見ていたらわからないはず。

 

よって私は、初めて彼にズバッと意見を言いました。あっさり引き下がった彼に対してさらに3日後には後悔するかもわかりませんが、私もグラグラしながらも、やっと解放された気がしています。

 

 

 

過去も人も変えられません。自分が変わらねばと思えるような出来事でした。