私の実家は築80年ぐらいで、小さい頃は五右衛門風呂や外トイレ(ボットン便所)、釜も外にある、典型的な農家の家でした。
冬には養蚕をやっていたので、カイコの虫(青虫)をよく顔にくっつけて遊んだものです。
ちなみに虫は大嫌いですが、あの虫だけはなつかしく、もう一度触りたいほどいまだに可愛く見えます。
あの時代を令和生まれの子は知らずに育つんだよなぁ〜と思うと、ちょっと寂しいです。それも時代なのでしょうけれど。
そんなこんなで実家は、藁屋根から瓦へ、五右衛門風呂から家風呂洋式トイレへと変わりながら現在に至り、
変わらないのは家の形と、常に猫を飼っているということだけになりました。
代々猫好きなのではありません。ねずみ除けや鳥除けの為です。
ねずみは家の屋根裏にいるし、鳥は稲から猫が追い払ってくれるのです。
ちなみに……
本当は、私が土地を引き継いで農家となる予定でした(その為婿養子)。が、以前夫を稲刈りに借り出した時、手袋を鎌で切った事を義理母がカンカンに怒り、やらせないでくれと言ってきたので夫婦で農家をする未来は絶たれてしまいました。
幸いにも私の職場は畑仕事もする職場なので、うちの畑の一部を使ってもらっています。
ちょっと話が逸れました。
何が言いたいのかと言うと、ただ「猫好き」な理由を語りたかったのです(笑)
生まれてからずっとそばに猫がいたから。
家も猫グッズだらけです。
こんな文言を見つけました。
「猫の十戒」
超上から目線(笑)
だけど、可愛い。
思わず猫達をなでたくなりました。
我が家の猫達はとても甘えん坊なので、私が仕事復帰したら寂しくなるんじゃないかと心配しています(親バカです)。
今日も子供と猫と、平和な1日。
育休期間を満喫している私でした。