学校やレポートに勉強、PTAの活動、畑、仕事や子育てに追われながら、せわしなく日々が過ぎています。
娘は3歳児健診で引っかかった眼科と、以前転んで前歯が黒く変色したところの治療を求めて、どちらもこれから大学病院に通うことになっていました。そして先日眼科の初診日。
さすが国立病院だなぁ〜と診療科の案内を見ていたら「未病予防科」なんてあるんですね。
なんでしょうね??
6月ぐらいから、忙しさにかまけて丁寧な暮らしからかけ離れた生活をしているように思います。
「丁寧な暮らし」が何かわかりませんが、以前の私は掃除機を使わずホウキで掃いて、乾燥機付きの洗濯機を持っていても乾燥機なんてめったに使わず干す人でした。
今は精一杯ルンバと乾燥機と食器洗浄機を使って、時にはコンビニでお茶を買い、冷蔵庫の食材も少なめにする…外食も増える。なのに体重は6キロ落ちました。
時間が過ぎるのは倍速なのですが、きっとどこかで心が追いついていない状況なのですね。
学校が日曜のみから土日と増え、子供と過ごす時間が減っても埋め合わせをしないことが当たり前となってもいました。
ある時、子供が頻繁に風邪を引く時があったんです。
「幼稚園に行きたくない、ママといたい」
そこでようやく、これではダメだと…
だからといって学校は休む訳にはいかないのですが、今は迎えに行く時間を早めそこから遊ぶ時間を確保して、学校のない土日は出来るだけ一緒に過ごす。これでどうにかやっとの思いでメンタルを保っている気もします。
だから今日の祖母の一周忌も、
え、もう?!という感じで驚きました。
あれからもう1年、祖母はこんな暑い時期に旅立っていたのですか?
先日の新盆も、怒涛のように過ぎて行ったというのに…
一周忌の帰り道、最近スポンジボブのDVDにハマっている娘が観たいというので車でかけていました。
一話完結型なのですが、パトリックの回だけしか観ない娘(笑)
そして声だけを聞きながら運転する私(ディズニーとかこういう系全般嫌いなので画面は観ないぞと思ってました)
スポンジボブが親友のパトリックに言いました。
ス「ねぇパトリック、僕は間違っていたよ。
お金なんかで友達がいっぱい出来た気になっていたんだ」
パ「お金に正解なんてものはないよ。持っているか持っていないか、ただそれだけさ」
ス「だけどお金があることでパトリックが親友だと忘れてしまうのなら、僕はお金なんていらないよ」
あら……すごく良い話ではないですか〜!!(涙)
娘がこの話だけ好きなように、私もこの話だけはとても感動する回な気がします。
他の場面でもパトリックがスポンジボブにお金について説明します。
パ「お金は計画的に使わないとダメだってパパが言ってた!」
ス「へぇ〜そんなこと言ってたの?」
パ「ううん言ってはないけど、いつも「そこをどきなさい」と言っていたから、意味はそう」
え、えぇ?!物語の大半はこんな雑な会話です(笑)それがまた面白い。
ありふれた1日の中久しぶりに、それも思わぬところで心を持っていかれた出来事なのでした。
※そのパトリックの回は観れば観るほど、最初から最後まで無駄がない素敵なお話ですよ。