人は、匂いが一番記憶に直結するといいます。
我が家は2匹の猫を飼っていて、猫用のトイレが2台リビングに置いてあります。
廊下だと外から入って来る時に猫が脱走しちゃうし、寝室は夜閉めちゃうし、キッチンは置くスペースがなくて、リビングなんです。
柵で囲ってあるので、子供のいたずらは大丈夫です。
猫はトイレに行く度柵を乗り越えるようだから大変だろうけど。
トイレは下におしっこシートを敷いておけるトレーがあるので、砂をしょっちゅう替える必要がありません。
なので砂の取り替えは月一回です。
リビングの、エアコンの風が直で当たる位置にトイレが置いてあります。
これも、意味があってどうしてもこの場所になってしまいます。
普段猫がトイレをした時は換気して匂いを外に出すけど、砂を替えた時は特別換気はしていません。
なので、エアコンの風に流れて新しい砂の香りがするのです。
この砂の匂いを嗅ぐと、私はどこかなつかしい感覚を思い出すのです。
いつの頃だかハッキリしませんけども。
なつかしいというよりは、ちょっとウッとくる感じ(臭いとかじゃなくて)。
生々しい感覚を思い出すのに、それがいつの頃の記憶かハッキリしなくて、ちょっともどかしいのですが。
ウッとくる感じから良い記憶ではないはずなので、いっそこのまま思い出さなくて良いかも?なんとなくなつかしいまんまでいーかも。
そんな事をずっと前から言いたかったのでした。
そして。
今日は。
仕事中車を運転していたら、ラジオからサザンの曲が流れてきました。
「真夏の果実」
ほんの束の間の一瞬でも海辺を走っているような気分になりたくて、耳を澄まして聞いていたのに横から男達がギャーギャーと騒いでうるさくて。
聴きそびれた……
そこから一日中ずっと聴きたくて仕方がなくて、娘を寝かしつけて、
やっっ……と。
今聴いています。
改めて聴くと素敵な夏歌。
今日もとてもにぎやかな一日でした。
また明日も頑張ろ。