1年間の締めくくりですね。今年も今日で終わりです。
皆さんは、今年一年の漢字はなんですか?
私は「鬱」そのままです。
病気に振り回された一年でした。
娘は日々成長がすごいので「進」ですかね。
私はまだまだ自分のコントロールができていません。コントロールできていれば躁鬱の波が緩やかになるのかと言えば、それも違うとは思いますが。
来年は対策を考えねばと思っています。
そしてこの年末は、少し残念な出来事がありました。
先日「躁鬱大学」の本を読んで、あまりにも自分の体質とこの人の体質(つまり躁鬱病同士)が繋がっているということに感動し、著者が行っている「いのっちの電話」に電話をかけてみました(ちゃんと真剣な悩み相談をしました)。
始めはつながらず、翌日の朝6時に折り返しの電話がありましたが出られず、3時間後にかけてつながりました。
この本の著者、坂口恭平氏は本やネット上でご自身の携帯番号を公開しています。他の方のブログでもとても親身に相談に乗ってもらえた、と書かれているのを拝見して、ちょっと期待を込めたのですが…
病気の前に、自分の家族構成や状況を説明した時、まず最初に「家を建てるのはやめておこうか」と言われました。
もう建てている旨を話し、相談に乗ってもらいたい事柄を少し伝えると、
「その相談には乗れない、疲れるから。」「よく家を建てようと思ったよね」と突っぱねられ、電話は5分とかからず終了しました。
何も私は家をどうしようかと言いたい訳ではなく、病気のことについて相談したかっただけです。
本では「躁鬱人は人のためにしか動けない」だとか「悩んでる人はここに電話!」「躁鬱病の自殺者をゼロにする」くらいに言っていたのに、結局相談内容は選ぶのか。
「疲れるから」の言葉は余計では?
電話がおわってしばらく私はショックと怒りで頭が混乱しました。
悩みごとの本題すら聞いてもらえず終わったのも残念だし、言い方が全否定されたような気持ちになりました。非常識で遠慮がなく、自己中心的な人。坂口氏に対してはそんな印象です。
ただ時間が経ち落ち着いてくると、「そうだよな、他の人にこの問題の解決は無理だよな」とか「なら短時間ですぐ相談に乗れないと判断した坂口氏はやっぱり凄い人なのかも」と思ったりもしました。
さらに時間が経つと「もっと話してみたかった。きっと心に響くような言葉をくれただろう」とすら思いました。拒否されたのに、私は馬鹿なんですね。
でももう電話は二度としませんよ。
結局のところは良い方向で考えないと、やっぱりこの本は凄いので、自分が納得して読みたいだけかもしれませんけどね。
そんな訳で、やっぱり今の私にはこの本が波を緩やかにする手段の最前線と思うので、いまだに悔しいけれど、最後まで読んでみようと思います(まだ読み終わってはいない)。
今年も残すところあとわずか。
色々あったけれど、楽しくカウントダウンを迎えたいと思います。
この自己満ブログに訪問して下さっている方、どうもありがとうございました。
皆さんも良いお年を^ ^