ある日、夫が大喜びでスマホの画面を見せてきました。
「ここだ!」「やっと見つけた」と大はしゃぎです。
そこは他県にある、ちょっと変わった遊具が多くある公園的な場所でした。
夫はそこに子どもの頃家族でお出かけしたことを強く覚えているようです。
よほど楽しかったのでしょう。
小学校低学年の時に行ったというのに、遊具の場所や、どんなアスレチックがどこにあるのかまで覚えているようです。
でも一番の思い出は、お母さんがその時作ってくれたお弁当を食べたことなのだそうです。
銀紙に包まれた冷たいおにぎり。
それが一番、やっぱりおにぎりは冷めてないと。
それ以来夫は冷たいおにぎりが大好きなのです。
なんてことない温かな家庭。
息子3人もいて計5人分のお弁当はさぞかし大変だったことでしょう。
それも出かけるたびにお弁当を作っていたらしいから、すごいことです。
でもそういう話を聞くたびに、お母さん大好きエピソードを言われているようで少しゾワッとしてしまいます。
実際、例えば風邪を引いた時に飲むドリンクや、湿布を冷蔵庫にしまうこと、洗濯の仕方などお母さん印が至るところに多くて、母親大好きなのがすごく伝わってきたりします。
皆そうなのでしょうが、ここのお義母さんは支配的でいじわるなので私は嫌なのです。
この話、あと何回聞かされる?
そんな愚痴でした。