華-Hana-の躁鬱↑↓物語

またまたリニューアル!母だし労働者だし飼育者……なんだけど、生涯自分探しの旅Blog

嫌われるの、もう怖くないよ(たぶん)

精神疾患で病院に通院・入院する人の割合は、およそ30人に1人

 

生涯を通じてだと約5人に1人の割合でこころの病気にかかるらしい

 

統合失調症が100人に1人くらいの割合で

 

躁うつ病はというと100人に1人と言われていたけど近年は100人に2〜4人はいるそうで

 

うつ病は100人に6人だという。

 

若年層で死因1位が自殺なのは先進国で日本だけだそうです。

 

 

 

ある日の病院の待ち時間。

 

私の大好きな時間です。

 

待ち時間が苦痛でしかない人とそうでない人がいますが、座れてスマホが使えるのであれば断然私は後者です。

 

いつか必ず呼ばれるのでそれまでは後先考えずにエネルギー使ってもいいし、ほどよい雑音と興味のないBGMが流れているのでものすごく集中できるんです。

「呼ばれるまでに何ができるか」

毎月無我夢中でこの時間は何かに没頭しています。

 

 

昨日はその診察日でした。

上に書いたようなことを調べていたので一部載せました。

 

この少数派の人間の中で、私のように「嫌われる」ことに恐怖を抱きやすい人ってどれくらいいるのかな、とふと思いました。

 

 

私はけっこう外ヅラが良い方なので自ら嫌われる事って絶対しないし、まず敵を作りたくない。

気分障害ではあるけれど気分で怒る事だけはしないようにしているつもりです。

 

 

新卒で入った大きな介護施設は医療ケアが必要不可欠な人が半数以上で、ほぼ病院に近いようなところでした。

夜勤は17時からだけど16時までに入らなければならない暗黙のルールがあり、時計の針が一周回って帰宅は翌日昼頃って事もしばしば。

 

そこに物凄く気が強くて威圧的なナースが1人いました。

あーこの人と絶対何かあるわ。って思っていたら案の定

向こうは知識も経験も遥かに上なのでビシッビシにしごかれました。

 

「石の上にも3年」という言葉がありますが、

はじめの2年はとにかく耐えて(というかそれ以外に方法がなく)、

3年目にはなぜか好かれてしまった。

笑う顔を見るようになったら今度はいつかまた来るであろう嫌われる日が怖くなりました。

 

 

辞めた理由は色々あったけどそのナースの割合が強くて、退職届出してスッキリしてたらなんと同日にその人も退職(笑)

もったいない終わり方をしたので、もうこんな理由で辞めんのはやめよって決心しました。

 

でも数年後の今の職場までやはり威圧的な人ってどこにでもいたし、平和指向ばかり強かったので変に苦労してきました。

 

 

そして、やっと気づいたんですよね。

周りはそういう人だとわかって合わせているだけとか、皆それとなく避けるようになる事、どちらにしても吠え続ける人って自ら居場所を失くすんですよね。

 

そうやって繰り返していくうちに、例えば私に雷が落ちた時、

(確かに口で勝てないし応戦する気もないけど)その分しばらくは距離を取るかもしれない。

周知して周りも警戒するのでまた本人は孤立し、そうするとやがて向こうから歩み寄って来るんです。

 

私はどうやってもこの人を好きになれないけど、自分にはない能力が高い事も、迷いなく言い切るところも発言に明確な根拠があるところもとても尊敬しています。

 

尊敬になるまで時間がかかったけれど、どうやら私の場合は攻撃的な人をかわす技術は下手みたいだし、でも嫌いな感情も維持できない平和指向なので、本当の意味で自分の考え方を変えないと悪化の一途だなと…

 

まぁこの思考も鬱になったらリセットしちゃうんですけどね(笑)

 

 

でも「逃げる」ことはもうやめました。

そしてミスを指摘してくれた時はきちんと認める事も。

 

 

昔自転車で後ろからきて乳触ってきた痴漢野郎をその先に停めてた自分の車で追いかけ回したことがありますが、

 

そのぐらい10-0で相手が悪ければある意味よかったのに、と思います。

そのぐらい悪い人でもない限り、何を言われても結局許してしまうからです。

 

 

 

今はすぐに「距離を置く」とか「辞めた方がいい」という風潮な気がします。

それももちろん大切ではあるけれど、令和の時代に逆らって少しだけ「苦手克服プログラム」で生きたい私の小言です。