華-Hana-の躁鬱↑↓物語

またまたリニューアル!母だし労働者だし飼育者……なんだけど、生涯自分探しの旅Blog

共依存

先週土曜日は祖母の四十九日でした。

時が過ぎるのは本当ーに早いもんです。

 

 

つい最近お葬式をやって、

「悲しむどころじゃなかった」

とまわりに言ったら

「後からくるものだよ」って皆言っていたのだけど、

35年間のうち数ヶ月会えなかった事なんて何度もあったので、(二度と会えないとはさすがに分かっているけれども)まだ入院しているような、そんな感覚です。

 

 

祖母の位牌は祖父と一緒にしました(夫婦位牌なんて言葉はありますか?)。

今頃あの2人はどんな会話をしているのかな。

生前の2人の会話を思い返したらたまらなく会いたくなりました。

 

そんな次の日の夜のことです。

 

 

私は母と地域の文化センター的な場所で映画を観に行きました。

2人での映画は初めてでした。

 

 

私達はケンカと仲直りの繰り返しが病的に激しいので、この前売り券も1ヶ月前に買ってから当日までの間に2回口論になっていて、危うくやめるところでしたがなんとか観れました。

 

 

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普段、いわば介護とか医療系って観ないんです興味もないんですけど、

1年半くらい前「ノンフィクション」でたまたま観て、感動して録画しては何度も何度も再生した特別枠なドキュメンタリーなのです。

その続きをこの文化センターで放映すると知って、すぐに前売り券を買いに走りました。

とても楽しみにしていた映画でした。

 

 

 

母も感動していました。

映画の中でおじいちゃんが娘とココスの包み焼きハンバーグを食べるシーンがあるんですけど、

 

映画の後我々もご飯の約束をしていて、行き先は満場一致で「ココスでしょ!」となり、それはそれは久しぶりに2人だけでハンバーグを食べました。

 

 

母と私は共依存が深いと思います。

でもそれはそれで、私が社会に迷惑をかけなければ別に良いのかもしれないし

仲が良い時は何の問題もないんですけど、

 

突然母は私の調子を崩しにかかるし、私も私で母を追い詰めるし

もういい加減疲れてきたので第三者に頼ろうかと頭をよぎる時があります。

 

 

ハンバーグを食べながら、母と過去口論になった出来事について冷静に話していたら、価値観なのか捉え方なのかわからないけど大きなズレがあったことに気がついたんです。

 

 

例えば私の家に来た母がいきなり掃除をし出した時、

 

「〇〇がひどく汚れていたよ」とか

「〇〇もすごーく汚かった」と言われて、

 

私は、イコール普段から掃除が行き届いてないよと注意された気分になり「自分でやるからやめてよ!」と怒るのですが、母はそんなつもりではなかったそうで。

 

 

 

「だって、友達の〇〇ちゃんの家や同僚の〇〇ちゃんの家のトイレも掃除してあげたけど、皆ありがとうって、感謝されたよ。そんな細かいところ気づかなかったし掃除方法まで教えてくれて助かる〜って。掃除して怒るのはあんただけよ」と。

 

 

え。

それはその人達とどれほどの仲か知らんけど、腹の内は違うんじゃないの?

と私は思いましたけど。

 

 

まぁでも、口論になる原因もだいたいはこんな感じ。いつもどこかが噛み合ってないカンジです。

 

 

なんか…アホらし(笑)

でもその場に祖母がいる時はいつも仲裁役に立ってくれていました。

夫なんてササーっと逃げるのに(笑)

 

 

 

私の家の一角に和室として母の部屋があります。

いずれ迎え入れるつもりで作ったのですが、心の準備にはまだまだ時間がかかりそうです。

(というか、無理!)