11日に、とある事情で殺処分予定だった猫を救出しました。
生後3週間の女の子、
サビコです。
もらい手が決まらなければ命の保証がなかったので、とりあえず命だけは!と無我夢中で引き取りました。
ただご存知の通り、我が家にはすでに2匹の娘達🐈がいますので、特にさくらこは超神経質かつシニアに突入した事もあり対面は慎重にさせなければいけません。
さくちゃんは、(キレると恐いけど)とっても温厚で、いつも娘の手か涙かモナカを舐めている面倒見の良さがあるから、まずはこの子が安心して暮らせる家でなければね。
以前、拾ったけれど娘達と馴染めず知人夫婦のところに引き取られたモモは、その後新たに迎えたアロくんとは仲良くなれたそうでよく一緒に寝ているのだとか。
そう。
過去の事があるから、一応もう2人の候補者も確保していたのですけど。
ダメ。
ムリ。
もうこの子が離さない。
お互い子供だからこそ分かり合えるところがあるみたいで。
まだ持ち方とか上手にできないからすぐ預かるけど、娘に一番なついてどこまでもついて行くんですよね。
娘は一歳の頃から猫がじゃれるという事をよく知っていました。
私が誘ったあそびには乗らなかったサビ子の、少しずつ芽生えてきたハンターの素質をうまく引き出し、それはそれは上手に遊ばせていたことに今日気づいたのです。
「いーなぁママも、サビ子と遊びたいな」
と言うと、
「ビス子はねー、ママにはーあそびたいんじゃなくて、あまえたいんだってー」
なんて教えてくれたり。
なぜか何度教えても「ビス子」になっちゃうんですけどね(笑)
そしてモナカは。
この子は、ママオンリーワンなので。私が同席の場合のみ(さくちゃんより先に)ゲージ越しに対面させ始めました。
私が目に入る範囲にいれば、よそ者がいようとも案外どーでもよくて。
私との距離が、少しでも離れてしまったらダメなのです。
そこに、サビコをリビングに早く放ちたい娘(笑)
たしか娘がお腹の中にいるとわかった時も、生後1ヶ月だったモナカがきたその翌月の事だったなぁ。
私は保護猫活動と謳うほど助けても飼育してもいないし活動するつもりもないです。でも生涯犬や猫をペットショップから買うことはしないでしょう。
以前ニュースで殺処分ゼロの背景には遺棄されていた事実も一部ですがあったことを知りました。
ゼロだからといって犬や猫の命が守られている、という訳ではなかったんですね。
何を信じて良いのやら。
同じ命なのに、片方では3日後に処分で片方では高額で取引されている。
同じ命なのに!
この矛盾だけは何故かいつも歯がゆいままなのです。
私に出来ることは、3匹(もう満員御礼)を幸せにすること。
結局そういう事。