「躁鬱病」
「双極性障害」
「精神障害者」
診断されてから10年。
夫と出会ってからも仕事も、おそらく今年で10年目(←)
思えば学生の頃から労働には苦痛しか見出せず、いつかつまずくのは時間の問題でした。
仕事という一種のパフォーマンスの中で、喜怒恥焦悩謝楽…と、様々な状況に対して一律な感情が保てず、それなのに嫌いな人にはいつだって嫌われたくない。
笑いに笑って1日を過ごしたら、家に帰ってお風呂に入りパジャマになって、準備が整ってから大泣きする……。
私はそういう人間でした(昔)。
結局のところ私自身も、人間関係の偏った考え方や他人への過剰な期待と同情心、距離感の不安定さ、そういうところは変われてない。
それでも同じメンバーと関わり続ける事で思考が軌道修正されながら10年が経って。
家族以外で10年も関わってくれた人は例えどんな人であっても貴重である。
感謝報恩。
私は今の職場が好きなのだけど、それはここにいる人達に興味があるからだし、結果的にはそれが仕事になっているから成り立っている。大学の頃からなんだかんだこの道一筋でやってきて、興味もずっと変わってない。
病識はあるけれど、病気になるに至った気質や性格も認めて、自分と戦い続けることがまた、ここの会社にいる意味と思っています。
ちなみにこの病気については、「躁と鬱を繰り返す」以外の情報を調べまくったら坂口恭平氏と神田橋語録に辿り着いて、それ以降私の中では坂口恭平ブームが起こっている。
この人はすごい。躁鬱である前に建築家であり小説家であり画家であり歌もうたってと天才多彩だからこそ、いつか躁鬱界の革命を起こすのではないかと思ってる。本業が何かはよくわからないけど。
明日東京に向かい前泊をして、いよいよ試験です。
介護福祉士、精神保健福祉士、社会福祉士、医師、看護士、作業療法士に理学療法士、歯科衛生士……などなど、順番はわからないけど順に試験が始まっていくのだそうです。
税理士とかは7月か8月なんだよね、これから忙しいから。というか私全部の試験がこの時期にやると思ってたわ…
試験は受かるか落ちるかでなく受かるか諦めるかだと大好きな先生は言ってます。
もし問題が全然解けなくても、鬱の中会場に行ったということとまだまだ諦めない気持ちがあるということを言い訳に(笑)
とりあえずいってきまーす!